利益を生み出す投資の本質とは?現役投資家がわかりやすく解説

あなたは、投資の本質を理解していれば投資結果が良くなる可能性があることをご存知でしょうか?

本記事では、株式投資の本質とその重要性を理解することのメリットを解説します。

株を所有することの意義

大半の人は株を所有することの意義について、キャピタルゲインを得るため、優待や配当を得るため、と答えます。

確かにその目的で買っていることに間違いはありません。しかし、本質はもっと別のところにあります。

それは、株を所有することはその企業の株主、つまりオーナーになることと同義だということです。

株を所有すれば、例えば下記の権利が得られます。

  • 株主総会に出席し、意見する権利
  • 配当金を得る権利
  • 優待を得る権利

一番重要なのは株主総会に出席して意見する権利です。この権利があれば、あなたは企業の一員としてその企業の今後について意見できる立場となります。

利益剰余金の用途が不適切、設備投資によるコスト超過など、問題があれば指摘できるのです。

物言う投資家と呼ばれる人がいますが、本来投資家は会社が適切に事業を行なっているか確認、指摘すべきだと私は考えています。企業の成長を心から願い、企業が誤った方向に進んでいれば指摘するのです。

そうすれば、企業のより良い経営に繋がり、企業が成長し、結果的にあなたの持つ株の価値が大きく上昇するのです。

お分かり頂けたでしょうか。株を買うときは株で得る利益を願う前に、企業の成長を願うのです。それに、この意識をもつことは実は大きなメリットにも繋がります。

株主意識のメリット

株主意識をもつことは下記のメリットに繋がります。

  • 企業の経営者である自覚が得られる
  • 企業の内情や状況を理解し、詳しくなる
  • 企業の成長が具体的に想像できる
  • その企業に期待できないことがわかるタイミングが早く、撤退の判断が素早くできる

つまり、株主意識をもつことは、投資する企業について深く知る意識が生まれ、自然のうちにファンダメンタルズ分析ができていくのです。

としき

ファンダメンタルズ分析とは、財務、業績、企業が保有する価値のあるもの(ビジネスモデル、人材等)すべてをもとに、企業の本質的価値を分析すること。価値だけでなく今後の成長度合いも分析できます。

このことを意識せずに株を買っているうちは、企業の表面的な部分しか知らない状態です。投資は企業の内情を詳しく知る姿勢をもってこそ、成功します。

投資家は企業の経営者である意識を持てば、資産運用の内容ががらりと変わるのです。

TIPS 投機家と投資家の違い

投機とは、”市価の短期間の変動の差益だけをねらって行う売買取引”、”不確実だが当たれば利益の大きい事をねらってする行為”などと定義され、投機家は話題性や株価変動の材料を重視している人を指します。

投資は、”利益を得る目的で事業などに資金を出すこと”、”比喩的に、将来の利益のために多額の金銭を投入すること”と定義され、投資家は企業の成長や割安度、ビジネスモデルなどを重視している人を指します。

つまり、投機はギャンブルだが、投資は企業の成長を願い、経営に関わり、会社を大きく成長させる社会貢献なのです。
決して投資はギャンブルではないことを理解しておいてください。

まとめ

如何だったでしょうか。

本記事のまとめは下記の通りです。

  • 株を所有することはその企業の株主、つまりオーナーになることと同義
  • 株を所有すれば、株主総会に出席し、意見する権利が得られる

また、オーナーの意識をもつことは下記のメリットに繋がります。

  • 企業の経営者である自覚が得られる
  • 企業の内情や状況を理解し、詳しくなる
  • 企業の成長が具体的に想像できる
  • その企業に期待できないことがわかるタイミングが早く、撤退の判断が素早くできる

是非、株を買う前にこの意識をもち、投資家として自らの意見を発信していってください。


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