長期投資の究極メリットデメリット7選!おすすめしたいその理由とは

あなたは投資を行うにあたって、投資スタイルをどうすべきか迷っているのではないだろうか。

本記事では、投資スタイルの一つである「長期投資」について紹介する。

長期投資は忙しい人でも継続して取り組み、比較的安全に利益を出すことができる資産運用の方法のひとつだ

本記事では知る人ぞ知る、長期投資の詳細なメリットとデメリットを7つ紹介する

長期投資のメリット

株価の成長予測がつけやすい

長期投資のメリットの1つ目は、「株価の成長予測がつけやすい」ことだ

株価の成長は1年後が予想しやすく、5年後、10年後は予想しにくいと言われることが多いが、実は逆だ。

1年の中では何があるか正直わからない。不運なことが重なり、悪い決算になることもあるだろう。

しかし5年、10年という長さで見れば、その中の不運な1年は他の年度の決算でカバーすることができる。また、成長を持続できる企業は5年後、10年後には毎年の成長分が積み重なるため、大きく成長することが予測しやすいのだ

としき

企業の成長が予測できると、どんなメリットがあるのだろうか?

実は、株価の成長は企業の成長に比例する。これは長期投資で成功した有名な投資家「ピーターリンチ」も実証している事実だ。

つまり、継続した成長が予測できる企業に投資すれば、企業の成長に応じて株価が大きくなる可能性が非常に高くなるのだ

株取引に要する時間が少なく済む

長期投資のメリットの2つ目は「株取引に要する時間が少なく済む」ことである

デイトレード(以下、短期投資)は取引時間中、ずっとパソコンの画面の前に張り付いて値動きを見ないといけない。

一方、長期投資は一度買えば基本的に値動きを見る必要がなく、投資した企業の決算や日々のIRをチェックするのみで済む。

長期投資は株取引に要する時間が少なく、頻繁な値動きを気にする必要がないため、忙しいサラリーマンなどに向いた投資法なのだ。また、体力的、精神的な負荷が小さく済むというメリットもある

リスクをコントロールしやすい

長期投資のメリットの3つ目は「リスクをコントロールしやすい」ことだ

短期投資は基本的にハイリスクハイリターンだ。

短期投資家は早く損益を確定されられるため大きな損をしないと主張するが、株価が上がる確証もなく傾向や流れに身を任せた投資は運任せの要素が非常に強い。

その点、長期投資は長期的に株価が上がる可能性の高い企業へ投資すればローリスクだ

株価の成長予測がつけやすいため、選択する企業次第でリスクコントロールが可能なのである。

他にも、下記のリスクコントロールが可能だ。

投資先を分散

投資先を複数に分けることで、1社の株価が下落しても他の企業の株価が上昇すれば下落分を上昇分で補うことが可能だ。ただし、分散投資は投資額が大きくなってから(1,000万円以上)行うことをお勧めする。

としき

大きい投資額を一企業に集中投資すると買い気配が急激に上回り株価が急上昇してしまうため、分散は効果的だ。しかし小さい投資額は下がっても失う金額は少ないし、1企業に集中投資した方が大きいリターンが見込めるため、集中投資がお勧めだ。

数回に分けて投資

投資するタイミングを分けることで、株価が高い時に買い込んでしまうリスクを回避できる。できる限り株価が低い時に買い込むのが理想的だが、株価が一番低いところを見極めることは不可能だ。タイミングのリスクを下げる方法としては非常に効果的である。

手数料が少なく済む

長期投資のメリットの4つ目は「手数料が少なく済む」ことだ

短期投資の場合は何度も購入と売却を繰り返すが、そのたびに売買手数料を払う必要がある。売買手数料の額は証券会社によって異なるが、例えばSBI証券のスタンダードプランなら100万円の株購入に525円払う必要がある。

としき

これは、購入代金の0.05%にあたる額だ。1回の取引で済めばよいが、100回売買すれば購入代金の5%になる。100回売買して5%の利益を出しても利益が出ない計算だ。

長期投資は1回購入すればその後はほとんど売却しない。売買手数料がかなり低く抑えられるため、利益を確保しやすいのだ

尚、手数料の一つとして税金を挙げる人がいるが、税金は長期投資も短期投資も同じだ。結局、1年間の利益に対して税額が決まるため、売買の細かさは税金にほとんど影響しない。

複利効果を得られる

長期投資のメリットの5つ目が「複利効果を得られる」ことである

複利とは、投資で得た利益をさらに投資に回すことを指す。

下記が複利効果の例だ。


(例)100万円で年利20%を10年間得て、毎年利益を再投資した場合

単利 複利
1年目 120万円 120万円
2年目 140万円 144万円
3年目 160万円 173万円
4年目 180万円 207万円
5年目 200万円 249万円
6年目 220万円 299万円
7年目 240万円 358万円
8年目 260万円 430万円
9年目 280万円 516万円
10年目 300万円 619万円

単利に比べ、複利の方が倍以上の利益が出ていることがわかる。

これが複利効果だ。

としき

値上がり益を再投資するケースを紹介したが、配当金をそのまま再投資しても良い。



長期投資のデメリット

利益を得るまで時間がかかる

長期投資のデメリットの1つ目は「利益を得るまで時間がかかる」ことだ

企業の成長に比例して株価が値上がりすることを待つ必要があるため、基本的には1年ではなく、2年、3年と待ち続ける必要がある。

長期投資のメリットに比べれば大したデメリットではないが、そういうデメリットがあるということも把握しておこう。

選んだ銘柄によっては何年経っても薄利の場合がある

長期投資のデメリットの2つ目は「選んだ銘柄によっては何年経っても薄利の場合がある」ことだ

企業が思ったように成長しない場合は利益は出にくいし、思った通りに成長したとしても、株価がすぐに比例するかといえばそういうわけではない。

いずれは株価も比例して上がるが、それまで待つ必要がある。

長期投資は基本的に、すぐに利益を出したい人に向けたものではなく、数年間を通して資産運用がしたい人向けの投資法なのである

まとめ

長期投資のメリットデメリットは把握頂けただろうか。

本記事のまとめは下記の通りだ。

【長期投資のメリット】

株価の成長予測がつけやすい

株取引に要する時間が少なく済む

・リスクをコントロールしやすい

・手数料が少なく済む

複利効果を得られる

【長期投資のデメリット】

利益を得るまで時間がかかる

・選んだ銘柄によっては何年経っても薄利の場合がある

長期投資は正しい方法で投資すれば、安全に素晴らしい結果を残すことができる。

そして実は「小型株に長期投資する」ことで短期投資以上の利益率を出すことも可能である

詳しくは下記の記事にまとめているので確認してほしい。

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