株初心者おすすめの証券会社は?手数料やツールだけで選ぶのはNG!

株式投資には証券口座が必須だ。

初心者が証券口座を開設する際、証券会社比較サイトを見て手数料や取引ツールを基準に口座を開く証券会社を決定しているが、私はその方法はNGだと感じている

本記事では、実際に私が証券口座を開設した時に注目したポイントを紹介し、株初心者におすすめの証券会社を説明していく。

株初心者が証券会社を選ぶポイント

私が証券会社を選ぶポイントとして注目したのは下記の6点だったが、正直、重視したのは「自分の投資スタイル」と「IPO株の取扱数」のみである。

  1. 自分の投資スタイル
  2. IPO株の取扱数
  3. 取引方法の豊富さ
  4. 手数料の安さ
  5. サポートの充実度
  6. 取引ツール

では、ひとつずつ説明していこう。

1.自分の投資スタイル

最初は手数料や取引ツールの使いやすさをもとに証券会社を選びがちだが、一番大事なのはまず自分の投資スタイルだ

それを決めて初めて、自分に適した証券会社が選別できる。

投資スタイルは大別するとおおよそ下記の3つしかない。

短期投資

短期投資とは自分が目標とする株価まで値上がりしたタイミングですぐに売却する投資法である。

基本的には1日で売買が完了する。人によっては1日に何度も売買を繰り返すため、そのような人は手数料に「一日定額制」がある証券会社を選択すべきだ

中長期投資

中長期投資とは企業の成長を予測し、成長による値上がりを中長期で待つ手法である。株主優待や配当狙いの株式投資をする人も基本的には中長期で株を保有するため、中長期投資に該当する。

一般的に初心者のほとんどはこの中長期投資に該当する。

企業は年単位で成長したり、株主優待や配当を出すため、中長期投資は株式投資の売買回数が年単位となり、極端に少なくなる。

私も現在は長期投資家だが、年に数回取引をすればよい方だ。

そのため中長期投資を行う予定の初心者は、基本的には「手数料」が安い証券会社を選ぶだけで良い

IPO株投資

IPOとは企業が株式市場に新規上場することである。

IPO株投資とは株式市場に新規上場したタイミングで株の売買を行う投資手法である。

実はこのIPO株投資は投資金の少ない初心者でも大きな利益が出せるローリスクハイリターンな投資手法であり、私が始めたのもこのIPO株投資からである

私は投資金30万円でスタートし、IPO株投資で100万円まで増やした後、その資金で長期投資を行うようになった。もちろん、IPO株投資も長期投資と並行して実施している。

IPO株投資は申込者が多く抽選になるため、IPO株が当たりやすく取扱件数が多い証券会社を選択すべきだ。

IPO株投資については下記記事で詳細に紹介している。

IPOとは新規上場株式のことで、株式市場に新しく企業が上場することを指す。各証券会社はIPOで上場する企業の株を公募で事前に売り出すことをするのだが、このIPOを利用した投資法が実にローリスクハイリターンなのだ。本記事では、IPOで年間75万円の利益をほぼノーリスクで得る超実践的方法を紹介する。

2.IPO株の取扱数

先ほどの章で説明した通り、私は最初にIPO株投資を選択した。

そのため、証券会社選びはIPO株の取り扱いの多さを重視した。

ただ、IPO株投資は誰でも比較的簡単に始められる初心者におすすめな投資法のため、今は実施する予定がないとしてもIPO株取扱数の多い証券会社は1つ口座開設しておくことをおすすめする

3.取引方法の豊富さ

私は取引方法の豊富さは重視しなかった。なぜなら、取引方法を重視するのは短期投資の場合であり、私は長期投資をする予定だったからである。

取引方法は各証券会社で異なるため、短期投資をする予定の方は自分の短期投資法に適した取引方法を探すべきである

例えば、マネックス証券のツイン指値は短期投資家に人気の取引方法だ

ツイン指値は株価が値上がりした場合と値下がりした場合の両方で注文が出せる。そのため値上がりした場合はすぐに利益を確定できるし、値下がりした場合はすぐに損切りができる。短期間の利益とリスクをコントロールしたい短期投資家にとって嬉しい取引方法だ。

また、日中帯に仕事をしているサラリーマン等が短期投資をしたいときに有効な取引方法でもある。

4.手数料の安さ

手数料の安さは投資スタイルに関わらず重要だが、ここは正直、ネット証券を選択すればどこも似たり寄ったりである。

短期投資をする人はさらに細かく手数料を吟味するべきだが、中長期投資をする人ならネット証券であればどこでも良い

※短期投資の方のための手数料については本記事後半の「株初心者におすすめの証券会社①」で別途解説する。

そのため中長期投資をする予定であった私は、手数料の安さについてはネット証券を選ぶことしか意識していない。

なぜネット証券の手数料が安いかというと、インターネット経由で取引が可能なため、人件費が安く抑えられるからだ。

一方、総合証券はネット証券の5倍近い手数料がかかる。

ネット証券と総合証券の一覧は下記の通りだ。

ネット証券 総合証券
SBI証券 野村証券
マネックス証券 岡三証券
SMBC日興証券 みずほ証券
ライブスター証券
岡三オンライン証券
松井証券
楽天証券
ライブスター証券

5.サポートの充実度

私はサポートの充実度もまったく重要視しなかった。

これまで株式投資を何年もやってきたが、一度たりともサポートに問い合わせしたことはない

サポートに問い合わせずとも基本的な株式投資の情報は本記事で紹介していくし、インターネットで調べれば他サイトでも詳細に説明されている。

本屋にいけばアドバイス付きで投資の教本が並んでいるし、サポートに問い合わせるシチュエーションは皆無だ。

6.取引ツール

株の売買をする際に使われるアプリやソフトを取引ツールと呼ぶ。

取引ツールの中には高速で株の売買を行うことができるものや、詳細な板情報(一企業に対する全投資家の注文情報がリアルタイムに確認できる機能)が見られるツールなど様々ある。

しかし取引ツールは短期投資家が使うもので、中長期投資を行う予定の人は使う必要性がほとんどないため、私はまったく重要視しなかった



株初心者におすすめの証券会社

ここまでの話で私が初心者の方に伝えたいのは、まず投資スタイルを決めるべきだということだ。

最初はざっくりとした決め方でいい。短期投資、長期投資、IPO投資のどれかから選ぶと良いだろう。

そうすれば、証券会社選びはおおよそ下記のパターンに集約される

①1日に10回以上売買する短期投資

株の取引手数料は2種類あり、1回売買ごとに手数料がかかる取引、1日の売買合計に手数料がかかる取引(1日定額制)がある。

1日におよそ10回以上売買をする場合、1日定額制の料金が安い証券会社がおすすめだ

なぜなら、1回売買ごとに手数料を払っていては売買回数が増えるほど手数料が増え、利益が目減りしてしまうからだ。

また、取引は現物取引ではなく信用取引を選ぶべきだ

現物取引は一度売買してしまうと、そのお金を同じ日に同一銘柄に使えないという制限があるが、信用取引は同じ日に同一銘柄に対して無制限に何度も回転売買ができるため、何度も取引したい人に有効だ。

これらを加味し、パターン①の方におすすめな証券会社は松井証券である

なんと松井証券は信用取引なら取引手数料が0円になるのだ

※買った株はその日のうちに売らなければならないという条件はある。

また、信用取引には買建金利という別の手数料もかかるが、松井証券の場合は年率3.1%であるため大した金額ではない。計算例は下記の通りだ。


例)松井証券で1日に10万円の取引を20回、合計200万円の売買を実施

手数料 = 売買手数料(0円) + 買建金利(200万円 × 3.1% ÷ 365) = 169円


これがほかの証券会社、例えばSBI証券なら下記の通りだ。


例)SBI証券で1日に10万円の取引を20回、合計200万円の売買を実施

手数料 = 売買手数料(1,277円) + 買建金利(200万円 × 2.8% ÷ 365) = 1,430円


1日に何度も取引をしたい人は松井証券を選択することをおすすめする

②1日に数回程度売買するが注文方法はこだわりたい短期投資

1日に数回程度の売買であれば1日定額制である必要もなく、取引手数料の安いネット証券を選択すればよい

ポイントは、短期投資ならバラエティに富んだ注文方法があった方が良いという点だ。

既に少し説明したが、ツイン指値という注文方法はリスクと利益をコントロールしたい短期投資家向けだ。

ツイン指値など、便利な注文方法が揃っているネット証券といえばマネックス証券

1日に数回程度の売買で注文方法にこだわりたい方はマネックス証券を口座開設しておくことをおすすめする

③中長期投資

この場合は取引手数料が安いSBI証券がおすすめだ

SBI証券は取引手数料が非常に安く、最もメジャーな証券会社でもある。

他にもっと取引手数料が安い証券会社としてライブスター証券やGMOクリック証券などがあるが、SBI証券をおすすめする理由は下記の④IPO投資で非常に有利になるからだ

④IPO投資

IPO投資をする場合は、IPO取扱数が多く株初心者でも高確率で勝つ独自ルールをもつSBI証券がおすすめだ

SBI証券にはIPOチャレンジポイントという制度があり、これを使ったIPO投資は非常にローリスクハイリターンでおすすめである

IPOチャレンジポイントを使ったIPO投資については下記記事にまとめているため確認してほしい。

IPOとは新規上場株式のことで、株式市場に新しく企業が上場することを指す。各証券会社はIPOで上場する企業の株を公募で事前に売り出すことをするのだが、このIPOを利用した投資法が実にローリスクハイリターンなのだ。本記事では、IPOで年間75万円の利益をほぼノーリスクで得る超実践的方法を紹介する。

まとめ

本記事のまとめは下記の通りだ。

【私が証券会社選びで重要視したポイント】

・自分の投資スタイル

・IPO株の取扱数

【初心者におすすめの証券会社】

①1日に10回以上売買する短期投資→松井証券

②1日に数回程度売買するが注文方法はこだわりたい短期投資→マネックス証券

③中長期投資→SBI証券

④IPO投資→SBI証券

なお口座開設はどの証券会社でも無料(口座維持手数料などもない)、取引しない限りは費用は一切かからない。

可能であれば証券会社は複数開いておいた方が選択肢が増えて良いだろう。

次は証券口座を開く具体的手順について解説する。

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本記事では、「スマホ」でSBI証券の口座開設する際の流れと注意点を細かく説明していく。■STEP1:口座開設の申し込み(本人確認書類の提出方法、名前、連絡先などの情報入力、特定口座、NISA、住友SBIネット銀行口座の開設)■STEP2:お客さま情報の登録。■STEP3:必要書類の受け取り。■STEP4:書類の返送(WEBアップロード以外の場合)■本人確認書類の返送。■STEP5:完了

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