余剰資金を投資する割合はどのくらい?現役投資家がわかりやすく解説

余剰資金の投資割合

余剰資金を資産運用してお金を増やしたいけれど、、、どれくらいの割合で余剰資金を投資に回せばよいのだろうか、、、

本記事ではこのような不安、疑問を解消します。

【この記事を読んで得られる情報】

余剰資金を株式投資する際の適正な割合について理解できる

適正な量の余剰資金投資でリスクが抑えられる理屈がわかる

私はサラリーマンとして働くかたわら、株式投資を約10年ほど続けております。その間の試行錯誤の甲斐あってか、7桁台の利益を出すことができています。

しかし、利益ばかりではなく、損をすることもあるのが株式投資。そんなリスクある資産運用ですが、余剰資金の割合を意識するだけで投資を低リスクに近づけることができます。

本記事では「余剰資金で資産運用する際の適正な割合」について解説したいと思います。

余剰資金とは

余剰資金とは

生活費や備えを除く、当面使う予定のないお金のこと

まず余剰資金を少し具体的に説明すると、貯金額から生活費や非常用のお金を差し引いた金額を指します。つまり、無くなっても生活に支障を与えないお金のことです。

この定義で考えると、余剰資金なんてない!という方が大勢かもしれません。確かに、無くなってよいお金などないかもしれません。

そのような人はまず、余剰資金を作るところから始めてください。本業以外でお金を得ることができたら、それは余剰資金と呼べるでしょう。

余剰資金の作り方は下記記事で紹介しているので確認してください。

IPOとは新規上場株式のことで、株式市場に新しく企業が上場することを指す。各証券会社はIPOで上場する企業の株を公募で事前に売り出すことをするのだが、このIPOを利用した投資法が実にローリスクハイリターンなのだ。本記事では、IPOで年間75万円の利益をほぼノーリスクで得る超実践的方法を紹介する。
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余剰資金を投資に回す割合

では早速、余剰資金を投資に回す際の割合を紹介しましょう。

ずばり、余剰資金は「7割」を投資に回すべきです。

余剰資金を投資に回す上で気を付けないといけないことは、銀行に預けるよりも損をしないことです。

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銀行に預けるよりも損をしてしまうと、投資をしている意味がなくなってしまいます。決して無理をしないことが大事です。

この「7割」を意識することで、銀行に預けるよりも損をしてしまう確率を大きく下げられるのです。

ではまず、なぜ7割なのか、9割と5割の例を混ぜて説明していきます。

全力投資の余剰資金9割

まずは余剰資金の9割を投資する全力投資のケースを説明しましょう。これは非常にリスクを伴う投資となります。

株式市場というのは、数年に何度かは大きな下落を伴います。資産の9割以上を株式として保有していた場合、その下落分のダメージを丸々受けることとなり、場合によっては再投資ができないほどのダメージを受けることになります(残り1割の現金で取り返そうとすると10倍に増やす必要がある)。

大きく上昇する相場であれば大きな利益が得られますが、資産運用という意味ではリスクの大きすぎる比率となります。

超安全志向の余剰資金5割

余剰資金5割の投資は、ある有名投資家が「チキンフォリオ」と呼んでいます。

5割を現金として保有しておくということは、半分以上の資産をノーリターンの資産として保有していることになります。

その間にも伸びていく割安成長株を取り逃がすノーリスクノーリターン投資、もはや投資していない状態と同じです。

これではいつまでたっても利益は得られない。リスクのないところに利益はない、まさしくノーリスクノーリターンなのです。

7割投資理論

攻めすぎず、守りすぎない絶妙なバランスが、7割投資なのです。

7割で購入した株式は日々株価の変動にさらされ、その価値は上がったり下がったりを繰り返しますが、残りの3割の現金はそのままの価値で手元にあります。

3割現金があることの良いところは、7割で購入した株価が下がっていっても、3割残した現金で大きく下がった株を買いなおすことができるところです。

株価というものは、何か大きな悪いことが起きると、日経平均株価だけでなく、ほかのすべての株が大きく下落します。たいていは何も悪いことをしていないのにです。

理由は単純、周りが売るからみんなも売り、売りが売りを呼ぶ悪循環が起きるからです。

しかし、何も悪いことをしていない企業の株は、そのうち元の株価まで戻ります。特に、毎年安定して収益を出している企業などは確実にもとに戻ります。

つまり、大きく下落した際に3割の現金で追加投資すれば、目減りしていた株の損を補填することができ、時間が経って株価がもとにもどれば逆に資産が増えて返ってくるのです。

具体例は下記の通りです。


例)Xさん 余剰資金100万円

XさんはA社の株を1,000円で700株購入し、700,000円を株に変える。

日経平均株価が暴落し、A社の株も800円まで下落。

Xさんの株券: 800円 × 700株 = 560,000円(-140,000円の損)

XさんはA社の株を800円で300株追加購入。

株価は時間がたつにつれ、元の1,000円に戻る。

Xさんの株券:1,000円 × 1,000株 = 1,000,000円(+60,000円の得)

3割の現金を残しておくことは大きな下落のチャンスに備えておくことに加え、投資における精神的支えの要素にもなるのです。

ただし基本は3割というだけで、相場の状況で現金比率は都度変えてください。

株価の相場が非常に安くなったときは現金比率1割程度の全力投資でも良いし、株価の相場が非常に高くなったときは現金比率を5割まで高めて大きな下落があったときに割安になった株を買い増すのが良いでしょう。

取り返しのつかない状態にならない、ある程度の利益も確保できる絶妙な割合が「余剰資金7割投資」なのです。

現金をもっておくことの重要性

なぜ現金の保有が重要か分かって頂けたでしょうか。

資産が少ない人は割と全力投資したくなりがちですが、3割の現金保有は下記の2つのメリットが得られるのです。

・長期保有中の様々なリスクに備える

・大きな下落時の特大バーゲンセールでお得に割安株を買い増し、損失分を補填できる

特に後者はその後の大きな上昇分を小さなリスクで得られる重要なポイントです。

 ポイント 

あなたが投資の初心者の場合は、7割にこだわらず最初は勉強も兼ねて2割ぐらいからスタートすることをおすすめします。

投資がわかってくれば徐々に割合を増やし、最終的に7割を目指せばよいでしょう。

まとめ

如何だったでしょうか。

本記事のまとめは下記の通りです。

・余剰資金とは、貯金額から生活費や非常用のお金を差し引いた金額を指す。無くなっても生活に支障を与えないお金のこと。

・余剰資金は基本「7割」を投資に回すべき。3割の現金は株価暴落時に買い増しをする資産として残しておく。

まずは少額からでも良いので、余剰資金の投資を検討してみてください。

尚、最後になりますが、余剰資金を投資するといえど、投資スタイルや投資する株の選定は慎重に検討してください。

投資スタイルと投資先の株の選定は下記記事を参考にするとよいです。

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