余剰資金を投資する割合はどのくらい?現役投資家がわかりやすく解説

余剰資金とはいったい何だろうか?

余剰資金とは、生活費や備えを除く、当面使う予定のないお金を指す。

そのようなお金は銀行に預けておくのも安全で良いかもしれないが、超低金利の今の時代、それでは損だ。

余剰資金を投資に回せば、低リスクで資産を増やすことが可能となる

しかし、具体的に余剰資金のうちいくらを投資に回せばよいかわからない方は多いだろう。

本記事では余剰資金を投資する際の最適な割合について、現役投資家がわかりやすく解説していく

余剰資金とは

まず余剰資金を少し具体的に説明すると、貯金額から生活費や非常用のお金を差し引いた金額を指す。つまり、無くなっても生活に支障を与えないお金のことである。

この定義で考えると、余剰資金なんてない!という方が大勢かもしれない。確かに、無くなってよいお金などないかもしれない。

そのような人はまず、余剰資金を作るところから始めてほしい。

本業以外でお金を得ることができたら、それは余剰資金と呼べるだろう

余剰資金の作り方は下記記事で紹介しているので確認してほしい。

IPOとは新規上場株式のことで、株式市場に新しく企業が上場することを指す。各証券会社はIPOで上場する企業の株を公募で事前に売り出すことをするのだが、このIPOを利用した投資法が実にローリスクハイリターンなのだ。本記事では、IPOで年間75万円の利益をほぼノーリスクで得る超実践的方法を紹介する。
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余剰資金を投資に回す割合

では早速、余剰資金を投資に回す際の割合を紹介しよう。

ずばり、余剰資金は「7割」を投資に回すべきだ。

余剰資金を投資に回す上で気を付けないといけないことは、銀行に預けるよりも損をしないことである。

としき

銀行に預けるよりも損をしてしまうと、投資をしている意味がなくなってしまう。決して無理をしないことが大事です。

この「7割」を意識することで、銀行に預けるよりも損をしてしまう確率を大きく下げられるのだ。

ではまず、なぜ7割なのか、現金比率1割と5割の例を混ぜて説明していく。

全力投資の現金比率1割

まずは現金比率1割の全力投資のケースを説明する。

現金比率1割は非常にリスクを伴う投資となる

株式市場というのは、数年に何度かは大きな下落を伴う。

資産の9割以上を株式として保有していた場合、その下落分のダメージを丸々受けることとなり、場合によっては再投資ができないほどのダメージを受けることになる(残り1割の現金では取り返すために10倍にする必要がある)。

大きく上昇する相場であれば大きな利益が得られるが、資産運用という意味ではリスクの大きすぎる比率となる

超安全志向の現金比率5割以上

現金比率5割以上の投資は、ある有名投資家が「チキンフォリオ」と呼んでいる。

5割以上を現金として保有しておくということは、半分以上の資産をノーリターンの資産として保有していることになる

その間にも伸びていく割安成長株を取り逃がすノーリスクノーリターン投資、もはや投資していない状態になるのだ。

これではいつまでたっても利益は得られない。リスクのないところに利益はない、まさしくノーリスクノーリターンなのだ。

3割現金理論

攻めすぎず、守りすぎない絶妙なバランスが、3割現金なのである

購入した株式は日々株価の変動にさらされ、その価値は上がったり下がったりを繰り返すが、現金はそのままの価値で手元にある。

3割現金の良いところは、7割で購入した株価がどんどん下がっていっても、3割残した現金で大きく下がった株を買い、損失分を補填することができるのだ

株価というものは、何か大きな悪いことが起きると、日経平均株価だけでなく、ほかのすべての株が大きく下落する。たいていは何も悪いことをしていないのにである。

理由は単純、周りが売るからみんなも売り、売りが売りを呼ぶ悪循環が起きるからだ。

しかし、何も悪いことをしていない企業の株は、そのうち元の株価まで戻る特に、毎年安定して収益を出している企業などは確実にもとに戻る

つまり、大きく下落した際に3割の現金で追加投資すれば、目減りしていた株の損を補填することができ、時間が経って株価がもとにもどれば逆に資産が増えて返ってくるのだ。

具体例は下記の通りだ。


例)Xさん 余剰資金100万円

XさんはA社の株を1,000円で700株購入し、700,000円を株に変える。

日経平均株価が暴落し、A社の株も800円まで下落。

Xさんの株券: 800円 × 700株 = 560,000円(-140,000円の損)

XさんはA社の株を800円で300株追加購入。

株価は時間がたつにつれ、元の1,000円に戻る。

Xさんの株券:1,000円 × 1,000株 = 1,000,000円(+60,000円の得)


3割の現金を残しておくことは大きな下落のチャンスに備えておくことに加え、投資における精神的支えの要素にもなるのである

ただし基本は3割というだけで、相場の状況で都度現金比率を変えてほしい

株価の相場が非常に安くなったときは現金比率1割程度の全力投資でも良いし、株価の相場が非常に高くなったときは現金比率を5割まで高めて大きな下落があったときに割安になった株を買い増すのが良い

取り返しのつかない状態にならない、ある程度の利益も確保できる絶妙な割合が「現金比率3割」なのだ。

現金をもっておくことの重要性

なぜ現金の保有が重要か分かって頂けただろうか。

資産が少ない人は割と全力投資したくなりがちだが、3割の現金保有は下記の2つのメリットが得られるのだ。

長期保有中の様々なリスクに備える

大きな下落時の特大バーゲンセールでお得に割安株を買い増し、損失分を補填できる

特に後者はその後の大きな上昇分を小さなリスクで得られる重要なポイントだ。

 ポイント 

あなたが投資の初心者の場合は、7割にこだわらず最初は勉強も兼ねて2割ぐらいからスタートすることをおすすめする。

投資がわかってくれば徐々に割合を増やし、最終的に7割を目指せばよい。



まとめ

如何だっただろうか。

本記事のまとめは下記の通りだ。

・余剰資金とは、貯金額から生活費や非常用のお金を差し引いた金額を指す無くなっても生活に支障を与えないお金のこと

余剰資金は基本「7割」を投資に回すべき。3割の現金は株価暴落時に買い増しをする資産として残しておこう。

まずは少額からでも良いので、余剰資金の投資を検討してみてほしい。

尚、最後になるが、余剰資金を投資するといえど、投資スタイルや投資する株の選定は慎重に検討してほしい

投資スタイルと投資先の株の選定は下記記事を参考にするとよい。

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